オーギュスト・ロダン

国立西洋美術館にて「地獄の門」。入り口前広場にあるのでタダですよ、タダ。お金払わなくても楽しめます。さすが「地獄の門」その大きさもあいまって圧巻です。残念なのは見上げるカタチになるので細部が見えない事。造形の一つ一つにドラマが盛り込まれているようなのでそれも確認したかったな。横倒しにでもしてくれれば見られるのだが。ただ、恐らくは見上げる事を前提とした造形なのでパッと見の圧力を感じるのが正しいのだろう。

こちらは「地獄の門」から抜粋された有名な「考える人」。やっぱりココだけはよ~く見てほしかったのだろうか?本人が抜粋したのか、後の誰かが勝手に抜粋したのかはわからないけれど。一見リアル造形なのだけれど、よく見ればディフォルメを利かせている。部分的に肥大させたりポーズ事態にひねりを加えたり。それによって力強さを感じるように造形しているんだな。「ジョジョ立ち」に通じる物がある…。